熊野材を使った自然素材の家
木には調湿作用があり、部屋の湿度を快適にしてくれます。冬場は素足で歩いても冷たくなく、夏場もさらっとしていて気持ちが良いものです。また、木目を見ていると気持ちが休まる効果もあります。
住創工務店では、調湿性や脱臭性のある珪藻土にEMセラミックを加えた壁で室内の空気を浄化する、自然治癒力の壁を採用しています。さらに、新たな塗り壁素材として海藻土(ダイアトーマス)を熊野地方で初めて導入、おすすめしています。
珪藻の殻の化石などでできた珪藻土とは違い、ダイアトーマスは七千万年ほど前の海底異変によって、ワカメやヒジキ、昆布などの海藻類が堆積して化石化したものです。優れたニオイ成分の吸着分解や調湿効果も期待できるほか、国土交通省の大臣認定(MFN-1321)を受けたノンホルムアルデヒド材で、塗り壁材としては国内初のマイナスイオンJIS認定を取得した室内空気質改善素材とされます。カラーバリエーションは50種類。お好みのカラーでオリジナルの壁をお作りすることができます。また、通気断熱WB工法においてもダイアトーマスは推奨品とされています。
通気断熱WB工法
通気断熱WB工法- 透過のチカラをご存知ですか?
古来、日本の家屋は風通しがよくできていました。吉田兼好は、徒然草の一節に次のように述べています。「家の作りやうは、夏を旨(むね)とすべし。冬は、いかなる所にも住まる。暑き比(ころ)わろき住居は、堪え難き事なり」家を作るなら、夏に涼しくなるように作りなさい、冬は寒くても火を焚くなり厚着をすればいいが、夏の暑さは防ぎようがない…という意味です。通気断熱WB工法は、まさに夏、家の中が熱くならないように空気が動く「通気」と、冬でも家の中が暖かい「断熱」を組み合わせた工法なのです。
通気断熱WB工法- 家の中で自然に空気が流れるの?
WB工法の家は、そこに住む人と同じく呼吸をします。熱感知形状記憶合金をもちいた通気用の自動開閉装置が、夏場は開いて家の中の暑い空気を逃がし、冬場は閉じることで暖かい空気を逃がしません。また透湿性のある壁にすることで、結露やカビのもととなる湿気を吸収し外へ放出します。建材に含まれる化学物質も湿気とともに壁を透過して外へ排出されるので、一般的な高気密住宅よりもその濃度は低くなります。
一般的な工法に比べメリットの大きい通気断熱WB工法、ぜひいちどご検討ください。
SP免震基礎工法
SP免震基礎工法-免震装置のない免震基礎
住創工務店では、SP免震基礎工法による基礎の施工もお受けしています。
SP免震基礎工法は、世界初の免震装置がない免震基礎。国土交通省認定の特殊な鋼管杭を、地表の軟弱地盤の下の堅い層まで差し込むことで地震のときに揺れを防ぎ、長周期地震動にも共振しない基礎とすることが可能です。特に地盤が悪い土地ほど免震の効果が大きくなる特性が得られる優れた特性をもつので、安心して家を建てることができます。鋼管杭以外の装置は特に必要としないので、短い工期で低価格に施工することができます。
SP免震基礎は既存の家屋の免震施工も可能です。地盤沈下して傾いてきた住居を、基礎ごと元の水平に戻しかつ免震対応とすることができます。施工に際しての振動や騒音の発生もないので、ご近所へ迷惑がかかることもありません。